当店に入庫しましたBMW R1100RS

年式も平成5年式と結構経ってますので右から左には流せません。
しばらく乗ってみて悪い箇所なんかを全て出し切ってから、中古車として販売したいと思います。
購入いただいたからにはトラブル無く乗ってバイクライフを楽しんでいただきたいですからね。
とりあえず車検を取得し、うちの女将が試運転。



問題点がいろいろ見つかりました。
中でも重要なのはクラッチのすべり。
まぁ、さっさと終わらせましょう。
早速バラします。
相変わらずBMWのクラッチ交換は惨めな姿になりますね(笑)

さて、ばらしたクラッチ板と新しく届いたクラッチ板を見比べるとものすごく減ってます…

「いや、こんなに減っていいの!?」
ってくらい減ってます。
古いクラッチディスク、3.18mm

新品のクラッチディスク、5.93mm

こんなに厚さ違っていいのかな〜!?と思いつつ組んでみる…
やっぱりクラッチ切れない(>_<)
「んーーー、クラッチの構造自体は単純だから間違えて組んでるってのは考えにくいんだけどな〜。」
と再度外してにらめっこ…
やっぱりクラッチ板が厚すぎるような気がする。
「品番間違えたかな!?」
と思いつつPCでいろいろ調べてると海外のサイトで
「97年式からクラッチ板が変わっててこっちに統一されている。それ以前のバイクのクラッチ板を交換する際にはプレッシャープレートごと変える必要がある」
との記事を発見。
もしそうなら納得がいく。クラッチディスクが厚くなった分、プレッシャープレートのスプリングの接触部の形状がその厚み分変更されてるんだろう。
ワタクシ、カズオ モリシタの英語力を駆使するに…
旧クラッチプレートは5.1mm、新クラッチプレートは6.0mm
らしい。
まぁ、あてにはならないが…
明日、もう少し調べてみます。
問題解決するまで作業場のど真ん中に鎮座

こんなことなら、端っこでバラせば良かった(^_^;)
posted by Longride-bikes at 01:14|
Comment(5)
|
作業日記